更年期障害・・・体験を通して

更年期障害・・・体験を通して

 

 

更年期Menopause ギリシャ語に由来しています。Mensは月を意味しPauseは止まるを意味します。月経停止は受精能力を失います。ホットフラッシュ(のぼせ)や睡眠パターンの変化、疲労感、そう欝病、体重の増加、膣の潤いがなくなるなどの症状が出ます。更年期が始まるの時期はしっかりと定義があるのでしょうか?様々な調査が行われ、ライフスタイルの観点からは、栄養失調の女性は43歳頃から、また栄養状態が良い女性は47歳から始まると報告があります。

私の体験と対処の仕方

私の更年期は40代後半から始まりました。始めは①多汗でした。常に熱く扇子で仰いでいました。これの解消は帯やコルセットです。これらをつけることで汗のコントロールができます。そして次に精神的な②うつ状態に陥りました。それはつらいものでした。突然の涙や怒りや自分の感情を抑えられないなどの症状が出ます。人を信じられず、自分はこの世に必要とされない・・・などを常に考え死さえ考えるのです。この時期は愛する人(家族)のサポートが本当に必要になるため、周囲の人の理解が必要になります。これを克服するために、スリランカに渡り瞑想修行を受けてきました。更年期おける心理的不安は「呼吸・瞑想」が一番の特効薬です。

次に、③不眠症です。これまで不眠になったことが無い私が、眠れない日々を過ごしました。不眠は「ずっ~と起きていれば眠れるようになる」と思っていた馬鹿な私ですが、残念ですが・・・そうはなりませんでした。ここでの実験は「女性ホルモン剤を使用する」選択をとりました。毎日ではなく眠れない日が、数日続いた日に使用しました。

次に④ヘパーデン結節です。指の第1関節が腫れて痛みが出始めます。特に血流の悪い方は痛みが強く出るかもしれません。必死に身体の血流をよくするよう身体を温め「温熱療法」そして「腸セラピー」を行い身体全身の痛み(炎症)抑制を心掛けて改善しました。現在57歳の私の指は変形していません。

女性特有の癌との付き合い

卵巣摘出手術や子宮摘出手術により更年期の時期が早まります。厚生労働省のガイドライン指導では、50歳以上の女性で「子宮頸がん」と診断された場合、「子宮及び卵巣は全摘」すると示されています。実は、私はその例ですが・・・子宮頸部の癌は全く浸潤もないのに、卵管、卵巣、子宮、リンパ「全摘」を宣告されました。2つの病院で確認をしましたが同じでした。(※国のガイドラインがそうだからセカンドオピニオンは無意味です。)これは事実です。その頃は生理もあったので「全摘手術」は拒否し「部分切除」でお願いし、事なき終えました。今も健診には行きますが、何の問題もなく過ごしています。因みに、必要のない摘出手術は、15%~60%という調査報告もあります。手術を受けるにあたっては、①どの器官を摘出するのか?②他に方法はないのか?③術後はどうなるのか?④後遺症はあるのか?⑤精神的な不安定はおきるか?など最低限でも聞いてください。教えてくれないDoctorは変えましょう。貴方の身体です問題ないです!

エストロゲンの低下パターン

A:月経が急に停止タイプ・・・エストロゲンの供給が突然停止するので更年期障害を経験する確率は高くなる場合がある

B:徐々に月経が停止タイプ・・・期間と月経の量ともに少なくなっていく。期間が短くなり遅れたり、飛んだりしてきます。卵巣の退化がゆっくりなので更年期障害が軽い場合が多い。

C:月経の停止が不規則タイプ・・・月経がひどかったり、1か月置きだったりします。1年後にいきなり来ることもあります。

更年期の最初のサインは、無排卵周期・・・卵胞数が徐々に減ります。私達の卵巣はあかちゃんの時には既に25万個もあるのですが、40代では約50個更年期が終わるころには全くなくなるのです。

卵胞がないということは、卵がなく、エストロゲンや黄体、プロゲステロンがなくなるということ。更年期になり卵巣のホルモン分泌がないのに対し、下垂体は卵巣を刺激するために卵胞刺激ホルモンは13倍、黄体化ホルモンは3倍の通常の量よりもを血液中に放出します。簡単に言うと、脳からのホルモンが増加し、卵巣からのホルモンは激減する状態。

更年期後は主に副腎がエストロゲンをつくりだします。最近は副腎疲労という言葉も出てくるほどになるほど、ストレスがかかり副腎が働かなくするという仮説があるほど重要な鍵を握っています。

後期更年期

膣や子宮頚管、子宮、卵巣などの萎縮性の変化がおこります。これは女性なら誰にも起こる現象ですが、セックスがある人には膣萎縮の度合いが穏やかなように思います。自然の老化に伴い子供を産むための器官は徐々に失います。ただし、筋肉量が少ない女性は子宮を保持する筋肉までも低下してきます。

弊社サロンにご来店いただく方に腹部内蔵下垂の方が多くお見えになっています。その方々のお悩みの中に「子宮脱」があります。内蔵下垂し、膣壁に食い込み、重い感じがしたり、つっぱた感じがするようになります。悪化するとピンポン玉のようなものが膣から出てくることもあります。

軽度のうちに、内蔵下垂をさせない食事と運動(腸セラピーなど)ケアを行うことで、子宮脱や萎縮などの症状を緩和させることができます。また、妊娠後にも起きやすいですが、尿道活躍筋の収縮が弱くなり失禁が起こることもあります。こちらも同様に内蔵筋力の改善を行うことをお勧めします。

更年期の貧血と筋力低下

ここでいう貧血の意味は、ドクターのいう血液の色や昔校庭で朝礼の際に倒れた~とかいう貧血ではなく、血液の質の話をしていきます。血液検査の結果にある、血液中の「総たんぱく質」や「アルブミン」の量を言います。サロンにいらっしゃる方には、便秘症が原因や腸の状態不良や張りでご来店くださいます。その中には、貧血の方で筋肉量が少ない方が多く、その方々の食事を見るとほとんどの方が「炭水化物」が多い食事をしています。すぐに手に入りますし、食べることができるからです。そして更に、甘いもの好きで食事をしっかりとらない。もちろん、お腹がすかないので、食事の時間はばらばらで規則正しくはない状態です。

残念なことに女性が多く、ご自宅にいらっしゃる女性は”一人だから軽くすませちゃおう”族です。身体の基礎であるミネラルやビタミン、そしてタンパク質の摂取が本当に少ないのです。そして、気分の浮き沈みが起こる血糖値は「炭水化物=糖質」で右往左往です。炭水化物はエネルギーにならない場合、中性脂肪になるわけですから美容にも問題が出るわけです。若い時は問題は軽いです。ですが、更年期になるとこれが多く問題となってきます。

筋肉の低下が起こす、様々な痛みです。膝の痛みなど筋力が低下して軟骨に負担をかけすり減り痛みとして起きてくるわけです。気づいた時に始めれば遅くはないです!ぜひ、ミネラルとビタミンをそしてタンパク質を摂取して筋肉の回復を試みましょう。

サプリ出汁

サロンでは、上記のような方に「お出汁」を摂ってくださいとお伝えしています。ですが、カツオ節の出し殻などがたくさんでることを皆さん嫌がり、また面倒とのことから、なかなかうまく筋肉や貧血の改善がいかなかった時期がありました。そこで、お出しの粉末と血液を作るために必要な栄養素をいれ、効率よく時短で手間を省ける物を利用して血液と筋肉にできないかと文献をあさって調べに調べ、胃腸の弱い方でも手軽に使えて血液を増やし、筋肉量をアップさせるものにたどり着きました。試行錯誤した末に出来上がったのが、サプリ出汁です。タンパク質はアミノ酸まで分解しなければ、吸収することができませんが、この形にすることで吸収できるようになったのです。

70代女性、手術前に体力をつけたい方、膝の痛みが気になるけど筋肉量が増えない・・・など、必要な時に必要な分を摂取できるため便利に活用できます。発売は7年前にされてから全くトラブルもなく継続販売できている商品です。3か月目安でお試しください。

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