マザーアロマの「天然タウリン・ナチュラルタウリン」

「ファイト~一発」でおなじみのCM・・・年齢がばれますが、この元気がでるドリンクの中心となる成分が「タウリン」です。このタウリンの歴史は古く、200年前ドイツの科学者が牛の胆汁より発見されたことでタウリンと命名されたとのこと。1950年頃からこのタウリンが身体のどこに作用するかを検討され、心臓の機能増強(強心作用)、肝臓の保護作用、筋肉の損傷抑制作用、こむら返り、てんかん抑制作用、目の網膜機能維持作用、ホルモン分泌促進作用などが明らかにされてきました。

タウリンは厳密な分類では、アミノ酸ではなく「含流アミノ酸」とよばれ、純度の高いタウリンは無味無臭の白い粉末です。アミノ酸は体内でタンパクを合成する際の原料となるものですが、タウリンは違い細胞や臓器が正常に働くことをサポートするものです。

 

合成タウリンと天然タウリン

タウリンには動物の胆汁や魚介類から抽出した「天然タウリン」と化学合成された「合成タウリン」があります。天然タウリンは抽出や精製に時間とコストがかかるため、合成品と比べ高額になります。ですから、清涼飲料水に含まれているのは「合成タウリン」となります。

 

体内のタウリン量の調節

タウリンは肝臓や脳などの分子内に硫黄を持つメチニンやシステインなどのアミノ酸を原料に合成されます。身体の中でも合成されますが、食事からは腸から吸収され血中に移動し細胞へ取り込まれます。体内のタウリンの60%は筋肉になり、肝臓、心臓、脳、網膜などに多く存在されています。また、免疫系では白血球、血小板などの血液細胞にも多くタウリンが存在し関与しています。

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どんな場面で活用できるの?

腸炎症にタイル予防、改善作用について、近年消化管における疾患が増加しています。とくに炎症性腸疾患(IBD)。この20年で患者数は数十倍に急増しています。この炎症は難病指定されていてこの患者数の増加は、国民保健の圧迫は免れない状況になっている。腸管の細胞は免疫を構成する細胞群の一つです。この細胞の下に存在する免疫細胞がバランスを崩し、過剰な炎症性サイトカインを産生しバランスを崩すこととなり腸の炎症が起こすのです。タウリンは腸管上皮細胞に作用して細胞障害を抑制することが研究結果で示されています※出典@麻倉均、本間照、杉村一仁(2001)Overview 炎症性腸疾患 日本メディカルセンター、東京 

①スポーツ パフォーマンスアップ

筋肉において必要なタウリン パワーとスタミナには筋肉の質や大きさなど大きく関係します。タウリンはパワー型の速筋に少なく、スタミナ型の遅筋に多く存在しています。有酸素運動の際、筋肉細胞はミトコンドリアという細胞内でエネルギーを作り出します。遅筋に存在するミトコンドリアの量や機能は速筋より優れている理由はこのタウリンが豊富に含まれているからです。筋肉細胞でのタウリン欠乏はミトコンドリアの形や機能に異常が生じ、有酸素運動に必要なエネルギーを作りだす能力が低下することが確認されています。筋肉痛にはタウリンを2g毎食後3回2週間接収した結果、血液中のミオグロビンやクレアチンキナーゼの上昇を抑制できたと報告されています。コンディションアップとパフォーマンスアップは、タウリンを摂取するタイミングがあり運動するタイミングの1時30分から2時間前にタウリンを摂取することでパフォーマンスが向上するとの報告があります。

タウリンはパファーマンス後の「酸化ストレスを低下すること」が確認されています。この酸化ストレスが厄介なのは、スポーツ後の筋肉痛、関節痛、心拍の過剰な上昇、熱中症や疲労などから起こる自分の身体で作り出す「毒素」でもあります。酸素の消費が10倍から20倍に増えると「活性酸素(毒)」が作り出されて、慢性炎症が起こります。タウリンは活性酸素による酸化ストレスから細胞を守る抗酸化作用があります。

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②こむら返り

脚のふくらはぎの筋肉のつりのことを言います。=あしがつる・・・筋肉のけいれんですね。この症状には、マグネシウム、ビタミン、カルシウム、カリウムなどのミネラル欠乏や脱水、冷えるなどの体温低下、疲労や運動不足など沢山の原因があるようです。日本では肝臓病からくるこむらがえりには、タウリンを処方されています。また、筋肉が収縮したまま固まってしまう筋ジストロフィー症の筋の過剰興奮を緩和される研究報告もありますので、なかなか解決しない肩こり腰痛の改善にも有効だと考えています。

 

②皮膚とタウリン

皮膚は外部刺激から身体を保護し、体水分を守り体重の約15%を占める大きな器官です。タウリンは真皮に存在するのではなく、表皮に多く存在します。角質層のセラミドなどの細胞間脂質とアミノ酸、尿素などの保湿成分が肌の乾燥を防いでいます。皮膚が乾燥すると肌の水分量が変化し浸透圧が乱れ細胞にダメージを与えます。この浸透圧を調整するのがタウリンで、皮膚の浸透圧バランスは身体の中からコントロールすることができます。

 

③アンチエイジング

タウリンは昔より生薬成分として使用されてきました。中国の最古の書物「神農本草経」薬学書に「養う薬」として365種の生薬にタウリンは記載されています。研究現場においてはタウリン欠乏マウスは心臓の壁が薄く、収縮機能において異常がある子供が生まれると報告しています。また、細胞老化の指標であるp16と呼ばれる遺伝子がタウリン欠乏マウスに筋肉で多くみられます。細胞老化が促進しているという意味になります。またタウリンは脳にも多く存在しています。アルツハイマー型認知症の研究においてもタウリンの有効性が示唆されています。脳内で作られる、アミロイドβによって脳神経細胞が死滅していき認知症が発症しますが、タウリンを投与することで脳神経細胞の死滅を抑制されたと報告されました。

 

④糖尿病とタウリン

糖尿病は1型糖尿病と2型糖尿があります。日本人の糖尿病9割以上が2型糖尿病です。動物とヒトでの研究において、糖尿病の人の血中タウリン濃度は低下していると報告されています。動物実験ですが、薬剤で膵臓のβ細胞を破壊した動物にあらかじめタウリンを与えておくことで、高血糖が改善し膵臓が保護されることが証明されています。一方、2型糖尿病モデルラットではタウリンが高血糖とインスリン抵抗性を改善し、さらに内臓脂肪も減らすことが示されています。1日3gを2週間摂取で脂肪酸によっておこるインスリン抵抗性と膵臓のβ細胞機能低下を抑えられることは大きな結果だと考えています。今後更なる作用研究が進むことを期待できますね。

 

⑤ストレスとタウリン

状態で関与するホルモンは、カテコラミンです。神経伝達物資として働きがあるアドレナリン、ノルアドレナリン、ドーパミンといった副腎髄質から分泌されるホルモンです。運動時には交感神経優位となり興奮している状態において副腎髄質が刺激されて血中に放出されます。タウリンは副腎髄質内のカテコラミン産生機能に働きかけて運動における血液中のカテコラミン濃度上昇をもたらします。よって・・・脂肪燃焼効果につながりダイエット効果が期待できます。

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