更年期障害・・・体験を通して
1. 更年期とは?
「更年期(Menopause)」という言葉はギリシャ語に由来し、「Mens=月」「Pause=止まる」を意味します。つまり、月経が止まり、妊娠の可能性がなくなる時期です。
この時期に現れる代表的な症状は以下の通りです:
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ホットフラッシュ(のぼせ・発汗)
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睡眠の質の低下
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疲労感、抑うつ・不安
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体重の増加
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膣の乾燥
2. 更年期の開始時期
更年期の始まりにはライフスタイルや体調が影響します。
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栄養失調気味の女性:43歳頃から
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栄養状態が良い女性:47歳頃から
(※個人差あり)
3. 私の更年期体験と対処法
私は40代後半から更年期が始まりました。症状と対処法をご紹介します。
① 多汗症(ホットフラッシュ)
扇子が手放せないほど汗が止まらず苦労しました。
→ 対策:帯やコルセットで体を締めることで、胸や顔の発汗を抑えることができました。
② うつ状態
突然涙が出たり、感情のコントロールができず苦しい時期でした。
→ 瞑想を実践し、プラス思考へと変化。スリランカの寺院で瞑想修行を受けたことで、うつをコントロールできるようになりました。
③ 不眠症
寝つけず、「寝なければ眠れる」という間違った思い込みをしていました。
→ 対策:必要に応じて女性ホルモン剤を使用。毎日は使わず、眠れない日が続いた時のみ服用しました。
④ ヘバーデン結節(指の第一関節の痛み)
→ 対策:温熱療法と腸セラピーを実施。血流を促進し、炎症を抑えることで改善しました。現在57歳ですが、指の変形は見られません。
4. 女性特有のがんと更年期
子宮や卵巣の摘出手術により、更年期が早く始まることがあります。
私は子宮頸がんの診断を受け、厚生労働省のガイドラインにより「全摘」の判断をされましたが、生理がまだあったため部分切除を選択し、問題なく過ごせています。
手術前には以下の点を必ず確認しましょう:
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どの器官を摘出するのか?
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他の治療法はあるか?
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術後の生活は?
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後遺症の可能性は?
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精神的影響はあるか?
納得できない場合は医師を変えても大丈夫です。自分の体は自分で守りましょう。
5. 更年期のホルモン変化パターン
タイプ | 特徴 | 更年期症状の傾向 |
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A | 月経が急に停止 | 症状が重く出ることが多い |
B | 徐々に月経停止 | 症状が軽い傾向 |
C | 不規則な停止 | 症状に波があり不安定 |
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更年期の初期サインは無排卵周期
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卵胞は赤ちゃんの頃に約25万個、40代には約50個、更年期終了時には0になります
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卵巣が機能を失う一方、下垂体は過剰にホルモンを出すためバランスが崩れます
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更年期後は副腎がエストロゲンを生成(※副腎疲労に注意)
6. 後期更年期と体の変化
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膣や子宮の萎縮は自然な老化現象
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セックスがある方は膣萎縮が穏やかになる傾向
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筋力低下が起こると子宮脱や内臓下垂、失禁が生じやすくなります
→ 対策:運動・腸セラピー・食事改善で内臓筋を鍛えることが大切
7. 更年期の貧血と筋力低下
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ここで言う「貧血」は、血液の「質」=総タンパク質やアルブミン量の低下
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食生活が乱れている方(炭水化物中心・甘い物が多い・不規則な食事)は要注意
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特に一人暮らしの女性に多く見られます
→ 対策:ミネラル・ビタミン・たんぱく質の摂取を意識
→ 食事改善+筋力トレーニングで痛みや不調の予防が可能
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終わりに
更年期は誰にでも訪れる自然なプロセスですが、正しい知識と理解があれば、前向きに乗り越えることができます。身体と心に向き合いながら、自分に合ったケアを選んでいきましょう。
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